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人生設計
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人生は芸術だ。
正解などない。
正解があるのならそれは科学−サイエンスである。
その人その人の主観でよいのだ。よいと思った人生を歩めばよい。
人々がもとめる幸福のイメージ。モチーフ。もちろん、人それぞれ、環境がちがえば、人生いろいろだろうけど。
一般システム論というのかな。万人にあてはまる幸福の形を3Dであらわしてみたい。
その前に、まず、お金っていうものの正体を明らかにしておこう。
「君は1万円札を敗れるか?」(苫米地英人著)という本がある。
サイクリングで、花屋の前をとおった。すべての花に大きく値札が付いていた。私はオスローに住んでいたことがある。
まわりは、すばらしいお花だらけだ。そんな景色に値段をつけるなんてちゃんちゃらおかしい。
走りながら、ベンツとすれ違った。ふっ。こっちがベンツだ。ランボルギーニだ。いや、プライスレスなんだから、比べようがない。
目的地について、ストレッチをする。この快適な一呼吸、その何分の一かのカンファタブルさを求めて、人は金を使うようだ。
この世の争い、不幸の源。それは、金で、自分の価値を証明しようとする心。金で自尊心を満たそうとする心なんだ。
はっきり言おう。金の有無と、人間の価値には、何の関係もない。
皆が求めている幸せの形。いったいどんな形?自分の二度とない人生が、大切な時を金に換えるだけの作業で終わっていいのか。
人がほしいものは、資源−リソースだ。その本質は、時間なんだ。
その元は、健康だ。
さらに、そのもとは、知性だ。
これを図にすると、ジャイロのアートとなる。
横軸(赤)
@resource control for ******** ****** .
縦軸
上 A思想・哲学が成長・発展に向かう
下 B健康・社会が安心・安全・安定へ向かう
体積であらわすと、球の体積は、4/3π r3
この球こそが幸福なのだ。
リソースには、いろんなものがある。経営学でいうところの、ヒト、モノ、カネ、情報。
さらに自分の使える空間、時間。
私のように、日吉に何万平米のお庭、書斎、別宅をもっているという。まぁ、使える、利用できるという意味だが。本質はいっしょだ。
これは、空間リソースだ。何万冊もの書籍は情報リソース。
なので、銀行預金がリソースと思ったら大間違い。リソースの本質からすると、銀行預金はディテールにすぎない。
思想の伴わない赤枠の拡大は、幸福につながらない。
自分自身で、↑↓を発展させたり安定させたりすることで結果として赤枠が大きくなる。
思いがけない(思想や健康、社会の安定の伴わない)赤枠(リソースの代表としてのお金に限定してのことだが)の拡大は、
一時的なもので逆に不幸につながることも。
赤枠(お金に代表させてのことだが)は相対的(競争)ゲーム。それを楽しめるようになるには、思想や健康、社会の安定を志向せねば。
球からでっぱっているところは悟りの境地。そもそも球の大きさなどイリュージョンであることを知り球の中からではなく球の外から全体を客観的にみることができる境地。思想を深める、健康を極める、世界平和のために生きるといった境地
赤枠のリソースの本質は、時間なのだが、世間一般では、経済的な裕福さとあらわしている。
指標化するなら、国民一人あたりのGNPといったところか。
で、それを指数化すると、人間開発指数(国連で採用されている幸福度指数)になる。
一つのRは、教育。そして、一つのRは、健康。まぁ、上記の指数の場合、平均寿命で表しているが。
本来の幸福度指数を出したいなら、これらに、国が平和で安全(犯罪率が低い)や、安心(食物が安心して食べられる等)もいれたい。
で、さきほどの、時間とお金の関係にもどる。本当のリッチとはどのようなことなのか。時間リッチ。
健康こそ財産というが、健康で快適な呼吸をしていること。そういう状態であること。
金という支配者のつくったイリュージョンにとらわれず、職業は人間といえる人生を生きていること。
ぼくはどんな苦しいときも苦しいような顔をしないから、
自由気ままに生きているようにみられたね。
ぼくはいままでどんな苦しい状況のなかにあっても、
にっこり笑って悲劇的でありたいと思っていたからね。
食えなけりゃ食えなくても、と覚悟すればいいんだ。
それが第一歩だ。その方がおもしろい。
−岡本太郎
下手の方がいいんだ。
笑い出すほど不器用だったら、
それはかえって楽しいじゃないか。
−岡本太郎
財産がほしいとか、地位がほしいとか、
あるいは名誉なんていうものは、僕は少しも欲しくない。
欲しいのはマグマのように噴出するエネルギーだ。
−岡本太郎
友達から好かれようなとと思わず、
友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、
本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる。
−岡本太郎
挑戦した不成功者には再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが
挑戦をさけたままオリてしまったやつには
新しい人生などはない
−岡本太郎
信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、己を貫く
そういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞと僕は言いたいんだ。
−岡本太郎
謙虚というものは、人のまえで、
おのれを無にするとか低く見せることでは絶対にない。むしろ自分の責任において、
おのれを主張することだ。
つまり、謙虚は権力とか他人に対してではなくて、
自分自身に対してこそ、
そうあらねばならないんだね。
−岡本太郎
わたしは一日100回は、自分に言い聞かせます。
わたしの精神的ならびに物質的生活は、
他者の労働の上に成り立っていると言うことを
−アルベルト・アインシュタイン
相手の名前も知らず、
地位も知らず、
誠実かどうかも知らずに、
目と目が合った瞬間、
気持ちと気持ちがあったら、
そのときすべてをささげるべきだ。
その後のことは約束しなくたっていい。
−岡本太郎
ちなみにジャイロのアートは、本来マーケットの動きを解明する理論だ。
ようは、森羅万象に通じる一般システム理論のアートなのだ。
一般ジャイロシステム論。話をすると長くなるが。その一端を慶應義塾大学経営管理研究科での実験授業「幸福と投資の一般システム理論」(2011岡本治郎)より
トーラスで表しているジャイロシステム理論アートの赤枠、これは一つのボックス圏、
価格帯での横への動き、つまり滞空時間とでもいおうか。それが長ければ長いほど、ブレイクした時の上下の動きは大きくなる。
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岡本治郎 |
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プロフィール |
青山学院大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻修了。修士(ビジネスロー)。
日本銀行・金融広報中央委員会の平成20年度通信講座「くらしに身近な金融講座」の改訂を依頼される。
会社役員。
資格など
日本証券業協会会員
内部管理責任者資格。
実用英語技能検定準一級。
趣味は、サイクリング。将棋。
個人のホームページ
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テクノロジー犯罪の解決は
あらゆる政治課題解決の
糸口となる
---参考資料--- |
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