幸せは体積である
最強の実践哲学
Hapiness is Cubic Volume.
Unbeatable Practical Philosophy
Holistic Life Design and Management Background Guide |
危機的な状況にあるのは明らかだ。「指が勝手に動く」という綾瀬はるかさんが出演するNTTドコモのCMをご覧になったことがあるだろうか。スキルをアプリみたいにダウンロードできるテクノロジー、つまり記憶や感覚、思考や行動に影響する心理物理学やニューロテック研究は、軍用では何十年も前から進んでいる。うまく活用したら、人類の福祉に貢献するすばらしいテクノロジーだが、この星の既得権益者はそうは考えていない。大衆の統治に使おうと考えている。人類はAI,つまりデータの神に支配される。私たち人類の脳は完全に解明された。遠隔から、つまりHAARP・衛星・5G基地局・電波塔などを経由して意志決定に介入される。コロナワクチンは、削減用と奴隷用があり、削減用は人口削減のための生物兵器として、奴隷用は、電磁波・マイクロ波による脳の読み取りおよび干渉をしやすくする仕掛けがはいっているはずだ。これまでの延長線上での人類はもはや存在しなくなる。人類史上かつてない淘汰圧に私たちはさらされている。インテリジェンスがないと健康に生きていけない。平成26年、私は首長選挙にでた。私が市長になっていたら、その自治体で、たくさんの市民をコロナワクチンの薬害から守ることが出来ただろうか。それとも、ひとりひとりがインテリジェンスを身につけるしか救われないのだろうか。
こんな難しい時代に、個人が幸せに生きていく能力とは何か。
本書は、令和の学問のすすめと言えるようなものだ。この時代にあらゆる世代の人間は、なにを身につけたらいいのか。どんなに厳しい環境でも、個人の意志決定を洗練していくことで自分とまわりの人間は幸せにいきていく。そういう人生のデザインとマネジメント能力を磨く必要がある。経営学や幸福学、健康インテリジェンスなどを含む実際に現実社会で幸せに生きていくための実践哲学が必要なのだ。
私は、平成20年に日本銀行の金融教育テキスト『暮らしに身近な金融講座』の改訂版の執筆を依頼された時、日銀から、改訂ではなくゼロから先生の本を書いて欲しいと言われた。当時、すでに著作は売れていたが、それはデイトレードに特化して書いた本であった。日銀の金融教育テキストとなると人生のデザインとマネジメント、人生設計を含む金融・投資といった大きなテーマで書くこととなる。それを書くには、私は若すぎるし、それだけのインプットもないと思った。その後、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科システムデザインマネジメント研究所での研究員としての研究をへて、専業トレーダーとしての経験も20年を超え、年齢も50をこえた今なら、日本国民の人生の教科書といえるようなテキストがかけると自信をもって世に出すのが本書である。
放射能、ネオニコチノイドのような農薬、ケムトレイル、水道水に含まれるpfasのような化学物質、電磁波、5G,ワクチン、戦争。大きな権力からの暴力、超監視社会や世界政府への流れ、様々な危険や毒に満ちたこの社会で、私たちはどのように生きたらよいのか。
大昔から様々な人がそれぞれの利益を必死に実現しようとした結果が現実の社会である。社会システムに文句を言っても、どうこうできるわけではない。この時代を生きる私たちは、人生をマネジメントしていく意志決定者として自分の意志決定を洗練していくことに集中すべきである。
今、この瞬間に決断する力の源。人生の意思決定とアクションをとぎすませるものは何か。アルビン・トフラーは、「第三の波」で、パワーシフト、つまりインテリジェンス、知恵こそがあらゆる資源の源泉となる知識社会がくるといった。
ピーター・ドラッガーは「ポスト資本主義社会」で「資本主義社会の後にくる知識社会では、知識は単に伝統的生産要素としての労働、資本、土地と並ぶもう一つの資源というよりも、ただ一つの意味ある資源」といった。
私は、本書で、この時代の本当のインテリジェンス、資源を増やす知の体系を提示しようと思う。本書が、読者の人生の羅針盤として役立てるなら幸いである。
−最強の実践哲学−
幸せは体積である
岡本治郎 著
Hapiness is Cubic Volume.
Unbeatable Practical Philosophy
まえがき
第1章 ホリスティックライフデザイン&マネジメント*全体最適解の戦略的人生経営
真の資源とは
幸せは体積である
人生、働いている暇なんてない***シェディング禍の人生経営
四隅の香を見る***PEST分析
独立していない人間に人権なし***一人会社の経営学
要素還元思考・システム思考・ポストシステム思考・システム思想
進化生物学で解く幸福の正体
進化人生経営学
ワクチン騒動は格差是正の決定打
シェディングって何?
1億総TIの時代へ
テクノロジー犯罪ってなに?
2地点からわずかなエネルギーで
集団ストーカーってなに?
人生将棋−敵を知り己を知れば百戦危うからず
第2章 システム健康学****医療ペナルティ説****
不幸、不健康を避ける
不透明はリスク
ワクチン禍、シェディング禍での新たな生き方
ころり猛毒チン
医療受益説、医療損失補填説、いや医療は罰である即ち医療ペナルティ説
生命即神
食安全性学の二原則
フィセチン、桑の木、大麻
ワクチン後遺症やシェディング大量暴露をコロナ後遺症という社会
スパイクタンパクとアルファシヌクレイン、MAO−B
シェディング対策 栄養 サプリ大特集
人間は食べたもので出来ている−病はサイン
ネオテニー度ナンバーワン民族
第3章 つきをよびこむ-絶対幸福、絶対ビューティへの悟り
おこることはすべて正しい−決定論と複雑系
水野南北の食占い、観相学を現代の環境にあわせて再考察
条件に屈するか立ち向かうかは自分で決められる
大自然律、神律、動的平衡
ありがとうの反対語
縄文、円の思想
死生観
自分スィッチ--ライフイズスポーツ
人生で一番大事な日
再起力−レジリエンス
弓と禅−ハンナ・アーレントの悪の凡庸さ
第4章 暮らしに身近な金融講座
ピケティの21世紀の資本とその先
運用は労働に勝る
知らなきゃ大損!手数料で運用利回りはググ〜と○○倍変わる!
160万10年かけて200億に・・・これがrの力
金利ゼロで借金!レバレッジを使って爆速資産形成!株式投資の王道とは?
長期と短期、有利なのはどっち?複雑系とリャプノフ時間
お金を増やす「神の法則」って案外シンプル?
金融資産運用における福利の効果
クロス取引で節税はできても仮装売買で課徴金をとられる現物株取引
課税庁側がノックアウトされた!?
えっ?個人は2000年以前の法人と同じ?税の繰り延べで雪だるま式資産運用
税法なんて関係ねぇ!?実質主義でとっちまえ!?
ピケティもびっくり!?『節税は紳士の知的スポーツ』と高笑い
第5章 デイトレード大学院
学問とは予測力を持つ知識体系
AIの強みは人間の弱み
正しいプロセスを続ける−投資における神の法則
プロとはその分野のあらゆる失敗を経験した者のことをいう
4つの思考法で相場をみる
風林火山海季
相場師の将棋−忍耐
観徳−負けないと勝ちは違う
損失の方をみよ−ダメージコントロール
1/3ルール−不利を求めず
第6章 神経を制するものが世界を制す
ニューロファイナンス
ブレインテックの注目企業
元気の気の正体は心臓からでる電磁場
他人の心を遠隔からのぞき見る
TAMIの誕生とその進化
EEGクローニングとEEGヘテロダイン
スカラー波
指向性エネルギー兵器による脳ハッキングの歴史
心理物理学
電磁波センシングシステムの仕組み
電波望遠鏡でスカラー波を探知
人の共鳴吸収スペクトルをレーダーで解読
指向性エネルギーによる静かな暗殺
京アニ事件、安倍総理暗殺、宮古島沖ヘリ撃墜、電磁波でつながっている
マインドコントロールされた暗殺者
あなたの目は盗まれている
ディーガル予測
攻撃性、人類の幸せに資する活用法
行動生態学でヒト社会をみる**進化政治学
電磁波からの防御法
今夜はエンジェル
新世界秩序−UNアジェンダ21
シンギュラリティはとっくに過ぎた
第7章 迷ったら自分の中で会議する−脳内会議
神律に精通した裁判官
エフェクチュエーション
フューチャーセッションとしての脳内会議
未来編集会議と死亡前死因分析
迷ったら自分の中で会議する
あとがき
第1章 ホリスティックライフデザイン&マネジメント*全体最適解の戦略的人生経営
真の資源とは ノーベル経済学賞をとったアマルティア・センは、貧しさ・豊かさの本質にせまる。
彼の思想をわかりやすく紹介する例をあげよう。
ここにAさんとBさんがいる。Aさんは月収50万円、腎臓を患っていて、人工透析をうけている。Bさんは、月収20万円の健常者だ。
隣同士にすんでいる二人は、ある地点にいくのに、Aさんは、タクシーで病院にいって6時間の透析をうけてから、かけつける。
Bさんは、自転車で30分でいく。
同じ行動をするのに、Aさんは、より多くのお金と、たくさんの時間がかかる。
さらに、まともに達成できない。
つまり不自由なのだ。
豊かさや貧しさをはかるのに、収入だけをみることの不都合がわかるだろう。
豊かさ、つまり資源の本質とは何なのか。
給与だけをみると、この国で公務員は、国民平均の倍を超える給与をもらっている。
しかし、311、満員電車、健康診断、とどめのコロナワクチン、そしてシェディングは彼らの資源を実質的に少なくした。
今や月給50万円では足りないのだ。
つまり公務員はAさんなのだ。
資源の本質を理解すると公務員へのねたみも逆に哀れみにかわる。
よい人生とは何かをホリスティックに、つまりより高所にたって全体としてとらえたら、たとえ高級官僚であっても奴隷のように貧しく不幸だ。
世界一貧しい大統領(実際は世界一豊かな大統領かもしれない)として知られたホセ・ムヒカ氏がこんなことを言っている。
あなたが何かモノを買うときそれはお金で買っているのではなく、お金を稼ぐために費やした時間で買っているのです。
かけがえのない人生を大切にしてください。
真のリソース(資源)とは何か。
もうおわかりだろう。
健康であり、自由な時間であり、その元は知性である。
金はリソースのささいな一部にすぎない。
しかし、金のことで不安に思い、金を得るために逆に不幸になっている人は多い。今後、ますます増えていくだろう。というのは、21世紀の中ばには、豊かな中間層は没落し、資本を動かして稼ぐ1割の富裕層と、9割方の労働によって稼ぎを得る貧困層で社会はしめられるようになるからだ。私たちは、そのような環境の中でどのように人生を充実させていけばよいのだろう。その答えを真正面からずばり出したのが本書である。
幸せは体積である
幸せは、人それぞれじゃないか。何を幸せと感じるかは、個々人の個性や価値観の問題ではないのかという声も聞こえてきそうだ。
幸福学の視点からは、幸福は主観的な幸福と客観的な幸福にわけられる。ここでフォーカスする幸福は、主観的な幸福ではなく、客観的な幸福についてである。
主観的な幸せっていうと、麻薬をやって、それを幸せと考えている人もいる。主観的な幸せは人それぞれだ。だが客観的な幸せに関しては、理論なり定説が存在する。
たとえば、国連で採用されている人間の幸せの指数である人間開発指数がある。人間の寿命、教育、経済力を指数化しているもので、各国で比較できるようになっている。アマルティア・センの理論をもとにつくられたものだ。
私の理論では、幸せを右にある球、地球のようなアートで表している。幸せを大きくしたいなら、この球を大きくすればいい。球の体積を算出するには公式がある。4/3πr三乗だ。
rは軸だ。上にむかっている矢印。これが一つの軸、下に向かっている矢印がもうひとつの軸。
そして赤枠は、経営資源だ。人間開発指数では、経済力であらわしていたものを、私の理論では、リソースといっている。リソースとは、経営資源、つまり人、モノ、カネ、時間、情報、空間、いろいろあるわけだが、その本質は時間、自由な時間だ。
上の矢印は、インテリジェンス、下の矢印は健康だ。健康とインテリジェンスを追求することで、赤枠も大きくなる。客観的な幸せは増大する。球でいうと表面積が大きくなる。球の表面積は、4πr二乗なので、私の理論である幸福の軸、即ち健康とインテリジェンスを伸ばすことで、幸福の表面積が増大するというのは、的を射ている。そして、そのインテリジェンスの体系が本書なのである。
人生、働いている暇なんてない−−−シェディング禍の人生経営
企業の目的は長期的(もしくは持続的)利益の追求である。
一方、個人の人生では長期的(もしくは持続的)幸福の追求をめざして経営することになる。長期か短期かでその選択するコースはえらく違ってくる。短期幸福の追求ということになると、すごく旨い、でも人工的な殺虫剤の成分でもはいった食品を食って幸せってことにもなるかもしれない。ところが病気になって、平均の半分の寿命で死んでしまえば、長期的幸福という観点からは、マイナスな行動をとってしまったことになる。たとえばアスパルテームっていう添加物がはいった食品を気にせず食べる人、外食が出来る人。肉を食べる方(余ったmRNAワクチンを家畜にうってる可能性が高い。プリオン病になる?)のように。
このあたりの意思決定のミスがおこるのは環境分析、環境認識の問題が大きい。
経営は意志決定とアクションであるとはピータードラッガーの言葉であるが、意志決定をするにはまず環境分析が必要だ。
代表的な環境分析にはPEST分析がある。政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、テクノロジー(Technology)の頭文字をとったものだ。チームでなにかやるとき、環境分析をしっかりとして、環境に対する認識をある程度一致させることも大切だ。
チームでなにかをやるときビジョンを共有することも必要になる。
ビジョンとは、自社(自己、あるいは自分たち)の将来あるべき姿のことだ。
深く環境分析をすればするほど、意志決定は洗練される。ところが、企業をとりまく環境も、個人の人生をとりまく環境も、なかなか複雑で、予測不可能性もある。みえない、わからないというのはリスクがないのではない。わからなければ、リスクが潜んでいると考え、よりリスクを見込まなければならない。複雑系を対象にする意志決定は、ある程度、運も左右する。経営はアートであるというのは、最後の意志決定は、経営者の直感がものをいうからだ。
個人の人生の経営っていうことでお話すると、リソース、経営資源の本質は、自由な時間である。
経営資源には、ヒト、モノ、カネ、時間、情報、空間といろいろある。
経営資源の中で、ヒトについて。成功者はみんな「人に恵まれた」「チャンスは人が持ってきてくれる」という。個人の人生でもっともその幸福に関係する人というのは、配偶者だろう。
モノ。これは、今の時代大切なモノは、PCぐらい。まぁ、カネでなんとでもなるけど、ただ、pythonのようなプログラミング言語をひとつマスターしておくと、パソコンそのものに詳しくなるだろうし、パソコンを自作するようにもなる。ちょっと不具合がおきてもHDだけ交換するといったかんじで本来8万円かかるものを5千円ですませることが出来る。つまりモノにも恵まれるだろう。あと、パソコンに精通するのに一番大事なことは好きになること。それには、まずブラインドタッチをマスターすることだ。変な打ち方だと、それを矯正するのに手間取り一生の損である。ブラインドタッチができなくても、パソコンライフはおくれるが、ブラインドタッチができると、すごく快適になる。
カネについては、第4章第5章でお話しする。
時間にめぐまれるっていうのは、寿命、これは、健康であればいいわけで、第二章で扱う。自由な時間っていうことでいえば、独立していることが重要で、それについては、本章で独立していない人間に人権なしとか、一人会社の経営学について、このあとお話しする。
情報は、インテリジェンスなので、本書全体がそれにあたる。あるいは世界中にある情報にアクセスできるので、英語は教養としてできたら、情報により恵まれる。私が本章でのちにお話しする進化生物学も、私が参加した、1993年スペインのトレモリノスで開催された国際動物行動学会や1994年にカナダのトロントで開催された国際人間行動学会での知見が含まれている。
空間について。空間って、リソースなのっていうかもしれないが、自分が自由につかえる空間、これは、リソースだ。たとえば私の研究員時代、大学の学部生は使えない大学の図書館4Fが自由に使えた。やたらひろいし、がらがらだった。応接室のような場所、景色も最高。あるいは、ほぼ私しか利用しない一戸建ての家を自由に使えた。「はなれ」として使ってた。自宅は30平米ほど、一人で住むには十分だ。自宅WIFI環境1メガを無料で100メガにできるのに、シェディングで部屋を汚染させたくないから断ったことがある。のちに人をいれずに100メガにできたが、このことからだけでも、空間がリソースであるということがわかるだろうか。
個人の人生の経営では、今言ったような経営資源、リソース、その本質は自由な時間なのだが、それを何にかえるのか、何に使うのか、何に投資するのか、何に割り当てるのか。時間をお金にかえるのか。環境分析をしっかりしたら、シェディング禍での意志決定は、お金より健康を追求すべきなのは当然だ。
四隅の香を見る***PEST分析
将棋の格言に「四隅の香を見る」というのがある。将棋盤の隅4カ所においてある香車を見るように盤面全体を意識しなさいということだ。将棋という意志決定のゲームをするのに、まずは盤面把握が大事なように、人生の経営においても環境分析が大事なのだ。そして、四隅の香を見るのと同じように、PEST分析は、盤面を四つの隅から眺める。私たちを取り巻く外部環境を政治、経済、社会、テクノロジーの4つの視点から眺めていくのである。
Politics 政治
政治は、国際政治がわかってないとダメだ。世界政府への動き、日本での代表、DS(Deep
State、闇の政府、連邦政府の一部、特にCIAとFBIが金融・産業界の上層部と協力した秘密ネットワーク組織、その上には、ユダヤ、ロスチャイルド、さらに奥の院はバチカンイエズス会とも。300人委員会。13支族、12貴族、ルシファーとも)は両建てだ。国民はプロレスを見せられている。日本の政治家は97%は、DS側に飼われてる。国民のために仕事しようと思っている政治家なんてほぼいない。植民地の被支配民族には投票権はあっても開票権はない。なので、そもそも選挙がでたらめだ。昔、満州国という関東軍の傀儡の国家があった。今の日本は、米軍の傀儡政権だ。日米合同委員会に参加する米国側も、自分たちがどこから指示を受けているのかしらない。ただ、ワシントン政府ではないことはわかっている。要は、DSから指示をうけているわけだ。日本の総理大臣にはコンビニ店長程度の力しかない。命令に従うことをちょっと渋っただけで殺される。命令どおり、いわれるがままに中身がわからない遺伝子製剤をたくさん買わされ、ウクライナをはじめ、世界各国に何兆円もカネをばらまかされる。
Economy 経済
経済に精通するには、政治がわかっていないとダメだ。株式投資で、よく国策に売りなしなんていう。経済・金融の理解には、政治、それも世界の政治の動きがわかってないとだめなのだ。世界政府のめざしている世界についての知見があれば、たとえば、超一流企業である自動車メーカーをショート(空売り)するなんてこともできる。為替の動きも政治がわかってないと読めない。
Society 社会
社会について知るには、社会生物学という学問が昔あった。進化生物学で人間社会や人間の行動を研究する学問領域だ。人間行動学は、動物行動学を人間に適用したもの。人間というものの本質を人類の進化生物学的視点から理解していないとダメだ。人間があつまったのが社会なのだから。本章で後に進化生物学からみた幸福の正体、そして人間の本質、社会の見方についてお話しをする。
Technology テクノロジー
テクノロジーについては、DSが企画したテクノロジー犯罪についての理解が現代を生きる地球市民にとって必須の教養となる。アメリカで国家が国民を監視し、虐待するプログラムであるMKウルトラとその発展したものが、テクノロジー犯罪だ。そのテクノロジーが、今後、世界政府になると、人口削減、人類家畜化、超監視社会のためのツールとなる。そして、このテクノロジーは、実は、コロナワクチンとも繋がっている。人間を管理する、脳の中を見通せる、なにを考えているのかわかる。そして、その行動をコントロールできる。そんな技術がすでに1974年に完成し、1976年にはTAMIというシステムが誕生している。TAMIとは、「Thought Amplifier and Mind Interface」の頭文字をとったものだ。
人間が1000人いたら1000人の脳の指紋といえるような脳紋がある。それは、衛星からでも識別できるものだ。そして、リバースfMRI、つまり脳の中がどんな状況かを見るのではなく、逆に、脳に、外部から干渉しコントロールするそんな技術があるのだ。そしてそのようなテクノロジーを全人類に適用する、やりやすくするため今回の奴隷用ワクチンにいれられたナノチップ、ナノポッド、酸化グラフェンはどのように働くのか。
今回のコロナワクチンはDS,軍が企画したもので、世界政府のプロジェクトである。人口削減用と奴隷用があるはずだ。
削減用は、mRNAのはいった遺伝子製剤で、体内でスパイクタンパクという毒をつくりだす。それが、身体をむしばむ。接種者は半年ほどで免疫寛容をおこす。3年半ぐらいで、免疫不全からくるターボ癌ラッシュやADEラッシュがおこるだろう。最終的には約7年から10年後にプリオン病を発症し半年で死亡するはずだ。人口削減用コロナワクチンをうたれたかたは、全滅すると予想する。また、奴隷用ワクチンを打たれた方や非接種の方のうち6割か7割がシェディングで死ぬと予想する。それほどスパイクタンパクの毒は強烈なのだ。
どういう割合で削減用と奴隷用があるのか。中身を調べたら莫大な違約金を支払わされる契約なので、謎汁と言われるわけだが、とりあえず6:4と考えると1億人が打った中で、6000万人が削減用。これは、2021年に打たれてるので、2028年ぐらいにプリオン病を発症し、2031年までに6000万人が死亡すると予想できる。
奴隷用ワクチンを打った人(4000万人)および非接種者(2000万人)、その合計およそ6000万人のうち、2/3が亡くなると4000万人が死ぬ。2034年、生き残っているのは、日本人2000万人。それと外人がたくさんはいってくる。イメージとしては、埼玉県の川口市に多くのクルド人がいるように、全国で中国人で占められた町がでてきていると思う。
2000万人±1500万人の日本人が生き残る。つまり2034年に生き残っている日本人は、500万人から3500万人の範囲におさまるだろう。
その何倍かの外国人が日本にはいってきて日本人は少数民族となっていると思う。
もちろん、中身を調べられない今回の遺伝子製剤で、削減用と奴隷用の割合など、全くわからない。当てずっぽうである。国ごとに違うのかもしれない。ファイザーで働いていた内部通報者の方がいうには、酸化グラフェンがはいっているのは28%っていう情報をみたことがある。仮に削減用が3割、奴隷用が3割、プラセボが4割って可能性もあるわけだ。DS側は世界人口を10億にする計画で、うち5億人は中国人と日本人にするといったなんてうわさも聞いたことがある。それなら、上記のような割合もありうるかもしれない。
ただ、自分の意志決定に活かすための環境分析である。厳しい環境を想定していたら、自分の生き残れる可能性は高まるので、厳しめにみておくとよいだろう。
テクノロジーの発展は、世界を1984の世界にしてしまう。1984って本、これは1948年にジョージオーウェルが書いた未来小説だ。テクノロジーで、監視、拷問されるそんな時代が実は1984よりも8年早い1976年(TAMIの誕生)には訪れていた。私は1984年、ちょうど中学2年生だった。私は中学の3年間と高1の7月まで器械体操部だった。その頃のしごきとくらべたら、テクノロジー攻撃による拷問は、まだ耐えられている。若いうちの苦労が、人生にすごく役にたっている。
独立していない人間に人権なし**一人会社の経営学
勤め人は、今回、会社から圧力をかけられた方も多くいる。いわゆるワクチンハラスメントだ。泣く泣く打たれたかた、多いと聞く。
私がかつて研究員として任用されていた慶應義塾の創始者・福沢諭吉に言わせると、独立していない人間には、人権がない、ということになる。雇い主から毒でも食えといわれたら、食わざるをえないわけだ。騙されないために勉強するんだ。学がないと騙される。その学っていうのは、実学じゃにとだめ。実際に生きていく上で役立つ学問。たとえば、古典とか、どうでもいい。そんなのはあとまわしでいい。本書は、れいわの学問のすすめといわれると思う。人生で大事なインテリジェンスを重要なものから順に、第一章から説いている。
経営学は、競争に勝つための学問だ。他人が意志決定のミスをしてくれると、こちらは助かる。今、社会にすごい自然の淘汰圧がかかってる。そんな中、インテリジェンスのある経営体にとっては、はっきりいって、チャンスである。「むしろピンチぐらいしかチャンスはない。」なんて言っている経営者もいるぐらいだ。
経営学の視点だと、経営者は、環境に対して、文句を言わないものだ。たとえば、夏に暑いなぁ、じゃなくて、凍えるほど寒くはないよね。あるいは冬に寒いなぁ、じゃなくて、暑くはないよね。
独立していて、自由がないと今この環境で、生き残るためのインテリジェンスを身につけることは難しい。私は、金融・投資が専門とみられているが、健康に関しては、2015年から2019年までの5年間で、毎年読む書籍600冊のうち、半分の300冊は、健康関連の本だった。さらに、この1年間で健康・医療関連論文検索エンジンpubmedで、タイトルや概要だけを含め1万本の論文に目を通している。 それだけの時間があるのが強みだし、健康インテリジェンスがあれば、意志決定のミスを相当少なくできるのである。
さて、健康の要・シェディングを防ぐのが最重要課題といってもよい環境下で、一人の会社を経営していく上でのコツとはなにか。サバイバルのカギはコアコンピタンスの保有とその強化だ。さらに、役に立つ考え方がある。社長業っていう本で、仕事には2種類しかないっていってくれてる。見込み事業と受注事業である。
見込み事業というのは、儲かるときは儲かる。儲からないときはぜんぜん。というより損することもある。山あり谷ありの事業だ。
受注事業というのは、たいして儲からない。でも安定的にずーとはいってくる。そういう仕事だ。見込み事業は、要は商売。本業であることが多いかもしれない。在庫をかかえて、損することもあるだろう。一方、受注事業は、一人会社だと、業務委託で仕事をほかの企業からもらうことである。
例えば、私の経営する有限会社の場合、法人としてトレードを生業としている。これは、見込み事業である。山あり谷あり。だから、受注事業があると、すごく安定する。飛行機における垂直尾翼みたいに、安定するものだ。
たとえばトレードで平均月収60万円はいる。でも、プラスマイナス80万円の動きがある。
ええときは月140万円はいる。悪いときはマイナス20万円。平均すると、月60万円のプラス。
ここで、月40万円の受注事業がずーと入ってくる場合。見込み事業でマイナス20万円でも、受注事業のプラス40万円があるので、差し引きプラス20万円となる。見込み事業だけだとあまりにもボラタイル(変動が大きい)なのだ。やはり一人会社では、見込み事業と受注事業をポートフォリオで両方やるとよい。たとえば、私の会社であれば、不動産の会社から、受注していた。土日だけ、ずーと家の前で座ってるだけ。客なんてこない。むっちゃええ仕事だった。
見込み事業では、自分の強みで勝負すればいい。受注事業は、今の環境だと、シェディングを避けれて、楽な仕事。人と接することがなく寝ててもええような仕事があれば最高だ。
本業である見込み事業をやる際、戦略的なポジショニングを考えるとよい。
これは、@市場を細かく分ける(セグメンテーションする)ことでAその市場において自社がどのような位置を占めているのか(ポジショニング)を明らかにすることだ。どんな事業だったら自社の強みを活かせるか。を規定し、事業を方向付ける。優位性があるかどうかだけが決め手となる。
事業を方向付けるにあたっては、以下の4点に注意したい。
@過去の事業展開を分析する。
Aその事業で求められる強みの基準をはっきりさせる。
B自社のコアコンピタンスを特定。
C顧客(市場)は、商品やサービスそのものを求めているわけではない。顧客の問題を解決(満足)できるなら、何でもいいのである。
どの市場で勝負するかを決めるには、自社の強みに特化したものでないといけない。自社のコアコンピタンスを活かし、市場のニーズに応えるためにどうしたらいいのか。
選択と集中というのは「共通の市場または共通の技術分野でもっとも競争優位となる事業分野に集中的に取り組むこと」である。規模の小さな会社だったらは単品の商品になるかもしれない。そしてトップを築いて、その周辺分野でシナジー効果があるサービスや商品を展開していくことになる。環境変化の兆しを読み取ったら、既存事業が元気なうちに変化に対応することである。「自社のもっとも強い商品を自ら陳腐化させることほど、継続的に好業績を続ける方法はない。」 ともいわれている。
要素還元思考、システム思考、ポストシステム思考、システム思想
ここで紹介する思考の方法は慶應義塾大学大学院SDM研究科の前野隆司教授の「思考脳力のつくり方」からアイデアを得た。慶應の大学院でSDM学というのがあって、そこの考え方。デザイン思考とかシステム思考とかがベースとなっている。
要素還元思考は、部分をみる。要素をみる。一部をみる。そういう思考法だ。算数、数学、化学、物理、たいてい、要素還元思考だ。たとえば、ここにボールペンがある。その先っちょは、角度が何度で、何でできているか。その化学式がわかると、それがインクだとわかって、全体は、きっとボールペンにちがいない、となる。
要素から全体を把握しようとする思考法だ。
人間っていうのを把握するのに、究極の要素って、細胞。もっと、つきつめていけば、遺伝子になる。要素から全体をとらえるというのは、進化生物学、利己的遺伝子論は、典型的な要素還元思考といわれている。
システム思考っていうのは、全体をとらえる思考法だ。経営者は、基本的にシステム思考じゃないとつとまらない。全体をみる。木を見るのが要素還元思考なら、木を見て森も見るのがシステム思考だ。システム思考は、要素還元思考を含む。つまり、木もちゃんとみてる。別の言い方をすれば、全体の中で、要素と要素のつながりもわかってるということになる。 要素と要素を足すと、その総和は、単純じゃない。全体って、1+1=3にも5にも10にもなる。いわゆる創発っていうのがある。あるいは打ち消すこともある。1+1がマイナス3にもマイナス5にもなる。
対象が、全体を把握できるものならいいんだが、全体が、複雑系とか、予測不可能な対象の場合、それは、ポストシステム思考が必要になる。これは、経営者が自社をとりまく環境を分析するとき、全体を把握しようとおもっても、きりがない。複雑すぎて、わからない。そういうとき、アートとしての意思決定をする。つまり経験からくる直感である。ポストシステム思考には、システム思考もはいっている。そういう入れ子状態になっている。ポストシステム思考は、アートであり、美しくなければならない。ただ、美しいときれいは違う。これは岡本太郎が言っていることで、きれいなおばあさんはいなくても、美しいおばあさんはいる。という。このあたり、岡本太郎の芸術の三原則というのがあって、
芸術は
1.きれいであってはいけない
2.上手くあってはいけない
3.ここちよくあってはいけない
と太郎は言う。複雑系っていうのは、わからない。ぐちゃぐちゃしていて、まるで岡本太郎の作品『明日の神話』のような世界だ。そこに、きれいな部分があるとむしろ、違和感だろう。むしろ醜悪美はあっても、きれいは目指すこともあかんのだ。それと同じで、上手くあってはいけない。複雑系なんだから。上手くやろうとしても予測不可能なのだから、かえって、下手な手になってしまう。この世界や人間の本質をこのあと進化生物学で知ることになるわけだが、そのあたりの理解があれば、ここちよくあってはならないっていうのも理解できると思う。現実の社会は、生存競争だからね。戦争中、戦闘中に、ええかっこしいは怪我をする。そんな意味で、ここちよくあってはいけない。今回のワクチン禍、シェディング禍で、死期がせまっている方が、フラフラの状態で、それでも、西洋の医薬、抗ガン剤なんかに頼って、あいかわらず外食して、きらきらとしたきれいな写真をSNSに投稿したりしている。なにをとがめられているのか、このまま人生の真理に触れることなく退場するのだろうか。このあたり、第二章、第三章でまたお話しする。
システム思想というのは、その上の境地だ。複雑系をこえて、論理をこえた世界がある。西は東である。負けは勝ちであるとか。神様目線というか、悟りの境地というか。悟りっていうのは、差をとる。つまり他人との比較をやめて、絶対幸福、絶対ビューティの世界である。
進化生物学でとく幸福の正体
進化生物学では、あらゆる動物がどういうときに幸せを感じるか予測できる。生物は適応度(fitness)、もっと正確にいえば、直系、傍系を含む子孫、一族による、包括適応度の最大化をめざす、そして後代(たとえば、500年後)に地球に住む人類の遺伝子プールにおけるそのシェアを最大化するように進化してきた。
過去の進化史上、自身の繁殖成功に貢献する度合い、繁殖成功の期待値に応じてその刺激に幸せを感じるようにデザインされているのだ。
さきほど経営のお話、一人会社の経営学、ビジネスのお話をした。それについて考えていてあなたが何かすごいアイデアをもつ、リソースをえて、それを自身の繁殖成功にむすびつける、つまり結婚する、子供を持つ、人生でいろんな刺激、これらが繁殖成功につながる程度に応じて、より大きくそれに貢献するような出来事に、深く幸せを感じるように進化の過程でデザインされているのだ。 動物は体だけでなく、心も、つまり脳も、進化の淘汰圧をうけて、デザインされている。
鳥で、もて雄の長い尾羽をちょんぎって、非もて雄の短い尾羽に接着剤でつけると、いままでのモテオスはもてなくなり、非モテオスは急にもてるようになる。鳥にとって、尾羽は、それが長いのは、寄生虫に感染してなくて、健康の証なのだ。健康な子孫がほしいメスは、尾羽の長さでオスを選んでる。 孔雀(くじゃく)の尾羽があそこまですごくなるのは、性淘汰の産物である。外見が進化の圧力(この場合、性淘汰)で、形づくられた。それは、捕食者から逃げにくいわけで。なので自然淘汰の圧力が性淘汰の力にストップをかけるまで、ひたすら進化する。これはランナウェイプロセスといわれている。
動物は、体だけでなく心も脳も進化によってデザインされてる。
人間の女性が、男性を見定めるとき、リソース(資源)&それを喜んで「あたし」に投資してくれるのか、その気概、よろこんでさしだすつもりがあるのか。そこをみている。動物のメスは、たいていそんなもんだ。メスが雄から提供されるのは、ジーン(つまり遺伝子)か、リソース(餌とか、縄張り、子育ての努力、時間)しかない。なので、そこを見定める淘汰の圧力がかかってる。
動物の個体同士、どうしても、だましがある。そこで、ハンディキャップ理論っていうのがあって、あるシグナルを出せる余裕を見せれるっていうのが、要はハンディキャップが、信頼できるシグナリングとして機能する。進化的に安定な戦略(Evolutionary Stable Strategy)としてその種でひろがっていく。
進化生物学のハンディキャップ理論がわかっていたら、人間の社会でのラグジュアリービジネスも理解しやすい。スイスの時計産業が隆盛を極め、日本のクォーツが衰退したわけを説明している。ロレックスとか、ブランドって、リソースをもってることがわかるよね。それを、よろこんで、あたしに投資してくれるのかはわからん。だから、豪華な食事にさそったり、ダイヤモンドを婚約指輪におくったりするわけ。
進化心理学者のダニエルネトルは人間はもっともっとを求めて格闘するようデザインされているという。幸福は他人との比較による相対的な概念であると。
動物は、環境の厳しさ次第で、たくさんの子供を産んで、ひとりひとりにはあまり投資しない、世話をしないという戦略で後代のフィットネスの最大化をめざす戦略と、少しだけ産んで、ひとりにたくさんの投資をして、質の高い子供をもって、そして育て上げ、後代のフィットネスの最大化をめざす戦略がある。r戦略とk戦略といわれているものだ。
進化人生経営学
経営学は最強の学問である。とくに私の提唱する進化経営学は。
経営とは意志決定とアクションである。それをするために環境分析をする。
人間社会を知るには、進化生物学、かつては社会生物学ともいった。それがすごく役立つ。進化生物学と心理学の融合は進化心理学だし、進化生物学と経営学の融合が私が提唱する進化経営学である。
人生で、人間がやる活動、努力といってもいい。実は二種類しかない。ひとつは、メイティングエフォートである。配偶者を探すとか、それを維持するとか、ご機嫌をとるとか。ええ関係を築く、子育てをするとか。基本的に、他者に投資する活動である。
一方、ソマティックエフォートっていうのは、自分のカラダを維持する、健康を維持する、命を維持する。充実させるといったらいいかな。そういう活動、努力である。自分への投資といえる。
人生全体の努力は一定である。なので二つの努力は、トレードオフの関係である。人間の発達段階で、年頃になれば、メイティグエフォートが勝手にふえていく。メイティングエフォートをふやせば、ソマティックエフォートはへる。
ソマティックエフォートばっかりしてたら、メイティングエフォートにまわす努力はへる。これが、シェディング禍では、より、はっきりする。
自然の敵対力(hostile forces of nature)、つまり、すごい淘汰の圧力が今、私たちに厳しくふりかかっている。そういう厳しい時代は、厳しければ厳しいほど、100%ソマティックにするとか。そういうふうにせな、生き残れないのだ。
メイティグエフォートって、異性とチョメチョメするのも含まれる。強烈シェディングで一発退場もありうる。つまり、理論どおり、メイティングエフォートとソマティックエフォートは、トレードオフになっている。
メイトチョイスって、動物行動学とかで、すごく面白い分野だ。とくに、人間のメイトチョイスって、実用的な学問だ。国際動物行動学会で、人間の研究してる研究者は少ない。国際人間行動学会で、日本人の研究者は、私だけだった。
私のようにハンディキャップ理論とかも知ってる理論派で、たとえば、クルーザーもってる、あるいは、いい車にのってる、お坊ちゃん学校、した上がりで、となると、若いころ、相当いい思いをしたものだ。
配偶者に恵まれる、つまり繁殖成功につながるような体験は幸せである。ただ、短期ではなく長期の幸福を追求する進化人生経営学では、今の環境で、メイティングエフォート、あるいは、配偶者がいる、子供がいるということが、むしろ、絶滅につながる。そんな厳しい環境であることは認識してもらいたい。
私は、こういう時代になることを予想して、ひとりを選んだ。
オスと雌、コミュニケーションするわけだが、どんな動物でも、そこに、どうしても、だましがはいる。そこで、信頼のおけるテスト。それがハンディキャップなのだ。
ヒトにおいては、ええ車のってるとか。それは、過去の進化史上において、魅力的だったかもしれない。でも、今、パワーシフトがおきて、インテリジェンスだけが資源となった環境で、車とか、それも、シェディングで使い物にならん空間、なんの価値もない。
ヒトという動物は、行動生態学的にみて独特の特徴がある。
ヒトのもっている資源は、使い勝手がいい。通常、動物には天敵がいる。カエルにとっては蛇が天敵だし。で、ヒトの場合、ヒトの最大の天敵は実は、同種の他個体、すなわち同じヒトであるということが進化生物学から言えることなのである。この人間の特徴がわかっていると、人のあつまりである社会がみえてくる。今、起こっているこの環境、そして、第二章ではなす医療ペナルティ説、つまり、社会浄化機関として、医療が課されている仕事の本質がみえてくる。ヒトの天敵はヒト。的確な環境認識ができているのか、これが経営における一丁目一番地である。そして、進化人生経営学は実学である。
ワクチン騒動は格差是正の決定打
植民地の被支配民族である私たち日本人には、投票権はあっても、開票権はない。そして、在日システム、くさってるシステム、そこでお金稼げてるって、むしろ恥だ。医者、公務員、大企業の社長、おおかたは、あちら側、政治家、97%、あちら側という。
明治維新でイギリスが宗主国の半植民地になって、大正、そして軍部の台頭、一時的に先の大戦で、独立しかけた。もし、真珠湾なんか、攻撃せず、シンガポールとか、アジアに集中してたら、そして、イギリスからの独立だけをめざしていたら、日本は独立できた。アメリカに仕掛けたのは、はめられたのだ。どうしてもアメリカとやるなら、真珠湾攻撃を三度目、四度目をやって、船の修理ドックと石油の備蓄基地を爆撃すべきだった。というより上陸してハワイを占領したらアメリカは講和せざるをえなかった。310万人(軍人・軍属が230万人、民間人が80万人)が死ぬことになる戦争のことを考えたら、最初におもいっきり力をいれて上陸作戦を実施すべきだったのに。敗戦後、GHQの占領期間を経て、吉田茂っていう売国奴に、二度とこの国が再起できないように、独立できないように、売られてしまった。それでも、田中角栄が失脚していくまでは、よかった。高度経済成長で。
それが、1985年の123便の撃墜、および軍による焼き殺し事件から、1995年の阪神淡路大震災という人工地震、2006年、外国企業からの政治献金が可能になって、そして、3.11の人工地震。さらに、特定秘密保護法、共謀罪、もう、なし崩しで日本は崩壊の道を、坂道を転げ落ちるようだった。そして、起きたコロナワクチン禍、シェディング禍。人口削減、超監視社会への軍事作戦が実行されたわけだ。
バブル崩壊以降の日本の低迷は、崩壊は、グローバリストのせいだけとはいえない。自らにも原因がある。
その最大の原因は、国民ひとりひとりの、無知、無思想、権威に従う(専門家依存)というあまりにも当たり前、普通の特徴そのものだと思う。三島由紀夫が予言したとおり、つまり極東の空っぽの日本、ただの経済大国が残るといったわけだが、その経済大国ももはや危うい。政治家の無策のせいだろうか。政治家に、大局観・全体感をもって思考する力が欠けていたからだろうか。いや、一部の政治家は気づいていたかもしれないが、テクノロジー犯罪で殺されるだけ。DSから処分されるのが怖くて、実行にうつせなかったのだろう。
本書は、経営がテーマで政治は、PEST分析、環境分析として、意志決定に役立つ程度に認識できていたらよい。また、複雑な環境をすべてを把握することは不可能である。21世紀を通して、すすんできたパワーシフトが、今回のコロナワクチン禍、そして、シェディング禍で、一気にすすんだ。
インテリジェンスだけが資源という時代になった。
コロナワクチン3回打って、毎年、人間ドックに何十万円も使って、50歳そこそこで、乳がんになった芸能人の例をみてもわからないだろうか。病気になって、医者に助けてくださいといっても、殺されるだけである。
自分のインテリジェンスだけが力である。それがないヒトは、いくら金があっても、なんにもならん。
いままで、公務員とか、国民平均の倍以上の給与をもらってた。ねたみの対象だった。だから、私は市長選挙で、公務員の給与削減を公約にした。
でも、なかなか、それを実現するのはむずかしかった。
今回、現状の経済配分のまま、インテリジェンスという真の資源、真の身分相応の、本当の身分相応のそれぞれの結末にむかってる。インテリジェンスの低いヒト、身分の低いひとは、みじめな、苦しい結末に、ぶれはあっても、大数の法則で、だいたい、みんな、知性相応の結末に収れんしていく。
『オラウーマン、見た目と知性、食性がここまでちゃうと別の種やから』(ちゃう=違う、関西の方言) とは、昔、私がよんだ短歌だ。今、文字通り、今回の遺伝子製剤によって、別の種になったわけで。インテリジェンスのある人間にとっては、むしろ、環境的には、チャンスである。実力のある知的な人にとっては、いい時代になったなぁって思ってる。
シェディングって何?
ワクチン接種者からのスパイクタンパクを含むエクソソームといった身体に毒となる物質の空気感染である。スパイクタンパクににおいがあるのか。私はないと思っている。なので、ワクチン接種者が、体内でスパイクタンパクやワクチンの成分を代謝する過程でできるなんらの代謝物、たとえば、お酒を飲んだときに、アルデヒドがでるようなかんじで、臭いがでているのかもしれない。
シェディングに苦しんでいる多くの方が、その原因を、ワクチン接種者の汗とか、それが揮発した臭い、化学物質だと思っている。モデルナとファイザーで別のにおいで、ケミカルな臭いという表現をされる方が多い、化粧品のケミカルを1000倍にして香料を抜いた感じとか。柔軟剤と殺虫剤をまぜたようなツンとくるあまったるい臭いとか。男性はもわーとする体臭にちかい臭いだが、女性は刺さるかんじという人もいる。
私の最初のシェディング体験は2021年の6月。私は、引きこもりが生業というか、トレーダーという職業柄、その日は、深夜3時に、24時間スーパーに買い物にでかけた。当然、客はゼロ。ただ、集団ストーカーの被害者である私には、スーパーに行くと、店の警備員のおっさんが、すれ違う、必ずでてくる。毎回だ。警備員とすれ違ったのは、ほんの一瞬だ。で、買い物をすませた。かえって、すぐ水下痢をした。私は健康オタクで食べ物とかすごく注意してて、体調不良になっても、原因がすぐにわかるようにしている。あまり新しいことをやらない。食べない。すごく保守的なのだ。なので、すぐに警備員が犯人だとわかる。その警備員は65歳こえてそう。で、関東なので、6月だと当然、ワクチン接種を終えている。
なので、シェディングは、60%か50%かわからんが、ワクチン接種者から出るなんらかの化学物質、生物学的な理由でおきていると思っている。自己拡散するワクチンっていうことだ。PEGに暴露したのか、スパイクタンパクのエクソソームなのか、あるいは、グラフェンに暴露したのか。
ただ、残り40%とか50%が、電磁波でシェディングの症状とまったく同じことを起こすことが出来る。そういう技術がある。
1億総TIの時代へ
アメリカのスノーデンが、日本にきて、中国には、13億の民の個人個人について詳しく国家が把握しているすごい国民監視プログラムがあることを知る。社会スコアのシステムの実体を知って、驚愕した。そして、中国にこんなものがあるなら、彼の国、つまり米国にも、同じようなシステムが有るに違いないとおもって、調査した。するとあった。米国民はもとより、日本人も、ひとりひとり、Xキースコアといった社会スコアをNSAとかが、調べつくし、メールや通信、すべて盗聴されている。スノーデンが言うには、ターゲット東京といって、内閣府、大企業、あるいは、日銀に盗聴だとか、監視体制がしっかり築かれている。
ちなみに、私は、日本銀行に出入りしていたので、あれは、2008年かな。ターゲット東京できっちり、ターゲットにされて、そういえば、日銀の仕事以後、集団ストーカー、テクノロジー犯罪の被害が、きつくなった。それは、段階があって、私が、2014年首長選挙にでて以後、また、一段階、加害のレベルが上がったように思う。私のようにターゲットになった個人のことを、ターゲティド・インディヴィジュアル略して、TIとよぶ。
いずれにせよ、私のようなVIPではなくとも、日本国民、すべて、監視対象なのだ。つまり、1億総TIの時代である。
テクノロジー犯罪ってなに?
テクノロジー犯罪で使われるのは、神経兵器で、心理的な武器でもある。CIAの上層部は、これをサイコトロニック兵器と呼んでいるらしい。サイコトロニクスとは、精神工学ともいい、共産圏で着手されたPS研究(超心理学・サイ科学研究)のうち、電磁波などを用いて人為的な心理変更を行わせるとする概念だ。電磁放射線による神経や脳活動の外的誘導、特に脳に記憶される情報を誘導しようというアプローチである。
v2k(voice to skull)では、あなたの頭の中で誰かの声をバイブさせることができる。死について語らせることもできる。自殺までもっていける。
1974 年、レーダー設計の主要な防衛関連下請け会社であるドーン&マーゴリン社の従業員ロバート・マレックは、遠い場所から脳全体の電気的活動の計測を可能にする非常にシンプルなレーダー装置を発明した。この装置はワイヤレスで、脳全体の電気活動を分析できるという大きな利点があった。彼は、100Mhz
から 40Ghz までの単純な電磁波の振動を使い、脳とその電導路(electrical conductance)を照らして戻ってくる信号から脳波を読み取る方法を発見し完成させた。このイメージング法では、脳内のニューロンの脱分極状態を表す周波数共振、振幅、位相の変化を観察することができた。しかし、それ以上に興味深かったのは、戻ってくる信号に正確にタイミングを合わせることで、脳波に影響を与えることができるという発見だった。この時、彼の発見が私たち人類の思い描いていた民主主義、人類の福祉を誤って破壊してしまったことに、彼は思いもよらなかっただろう。軍と情報機関は彼の特許に注目し、わずか
2 年の内に通信衛星や監視衛星、地上のレーダー網のプログラムを書き直してしまった。この技術が迅速に展開できたのも、既存のレーダー、イメージング法、通信用の地上アンテナや衛星のソフトウェアの変更だけで対応が済んだからだった。その後、このシステムを強化するために多くの監視衛星が打ち上げられた。そして、1976
年、米国建国 200 年の節目に、「TAMI」というシステムが誕生した。TAMI とは
「Thought Amplifier and Mind Interface」の頭文字をとったものだ。ジョージ・オーウェルが予言した『1984』以前に、ビッグブラザーより恐ろしいテクノロジーが誕生していたのである。
2地点からわずかなエネルギーで
同じ頃、ロシアによるモスクワのアメリカ大使館へのマイクロ波攻撃が観測された。ステルスレーダーの技術が初めて文書に記録されたのだった。高出力のステア型レーダーを使い、隣り合った
2 つの場所から指向性エネルギーを集中させることで、ほぼ検出不可能な「スカラー波」、もしくは相殺的干渉を任意の地点に発生させることができる。わずかなエネルギーのみで、発生したビームは高い
SN 比で跳ね返り、再び照射源で解読可能になった。
これにより、あらゆるイメージング技術は極めて遠い距離から運用することができるようになった。事実上、探知距離は
RADAR や MRI、ESR などの技術では問題にならなくなったのである。
この新しい兵器の性質上、より多くの人口に対して効果的に運用するには特定の脳情報のデータベース化が欠かせず、大勢の人間の頭脳が必要となった。これは「カタログ化・クローン化」と呼ばれる。よく勘違いされるが、ここでいうクローンとは人間のクローンではなく脳波のクローンのことである。このクローン化業務は、今日の人類を悩ませている。なぜなら、どの国もこの武器を持つ必要性を感じており、開発の過程で多くの国民が拷問され、殺されるからだ。
1984年、このテクノロジー技術をCIA上層部は、全人口に拡大しはじめた。
今、事態はさらに進んでいる。アメリカだとMKウルトラから発展して、ロシアだとサイコトロニクスから、そして中国ではニューロストライクが開発され、これは国家にとって最も大事な武器システムである。そして、それが、自国の市民にむけて行われていることに、ロバートダンカンなど、CIAの内部通報者は、うんざりしている。ダンカンは、これらのプログラムに同意しなかった。
CIAで拷問の研究をしていたロバートダンカンは、脳をハッキングする方法、ブレインハッキング、マインドハッキングを研究していた。のちに、内部通報者として、『マトリックス解読』を出版することになるエリートだ。
このテクノロジーは、当初、マイクロチップを人々に移植した。デルガド博士は、脳チッピング法の最も有名な神経科学者だ。 デルガド博士は、すべての人間の行動を450メガヘルツでコントロールできると言った。当時は、脳にチップをいれないとできなかったことが、その後、遠隔から、ワイヤレスでできるようになった。
このシステムでは、脳の指紋、脳紋から、地球上どこにいても、チップなしで、人々の違いを見抜ける。TIの脳で再生しているのは、誰かを拷問したときのその脳の反応を、単に送信しているだけの場合が多い。なので、脳はまるでそれが本物であるかのように痛みを感じる。これがNOタッチ拷問と言われる所以だ。脳梗塞を起こすこともできるし、あと、脳の特定の部位を刺激することで、遠隔から心臓発作を起こすことも可能だろうとロバートダンカンは言っている。そしてこのテクノロジー攻撃とセットで行われるのが集団ストーカーだ。
集団ストーカーってなに?
警察が主犯格で、自衛隊・公務員・政治家・権力者・カルト宗教・在日がやっている防犯活動を装った集団いじめ犯罪である。つきまとい、盗聴、盗撮、ハッキング、デマ、個人情報流布、家宅侵入といった複合的ないやがらせでターゲットを自殺にまでもっていく。あるいは自殺にみせかけた他殺が実行されている。海外では、テロとして規制され逮捕者もでている。元々、アメリカでギャングストーキングがはじまった。それが輸出されたのが集団ストーカーだ。攻める防犯の対象になると、徹底的に人権侵害が行われる。スマホのデータなど、警察に売られる。2017年、デジタル監視法案 共謀罪 がセットになって 警察が犯罪者でない一般人を監視しつづけることができるようになった。
特定監視法案によって、警察が自分たちのしていることを徹底的に秘密にできる。どんどん警察の権力が強大化している。公権力が強大化して一般人をねじふせようとしている。彼らはあなたの情報はすべて知っている。これは、世界的な動きだ。
昔から、警察はよしとおもわない政治家を殺してきた。警察は一般人を事故にみせかけて殺せるのだ。
TIには、公金から一人に対して1億円の資金がでているといっている元警察官(大河原氏)の方がいる。全国で防犯予算400億のうち、150億円は、横領されているともいう。このあたりの警察の裏金問題のことを暴露している元公安の方もいる。
森友問題で自殺したアカギさんも言っていた。勤務先近くで、パトカーがでてくると。つまり集団ストーカーの被害者になっていたのだ。そして、権力側、加害者は、マスコミと手を組んでいて、特別会計、金をくすねている。税金をくすねているのだ。
権力の言うことをきかない芸能人もTIになってしまう。竹内結子さんや、三浦春馬くんをはじめとして、TIとして消された人は多い。
以上、人生の経営、意志決定を洗練させるために環境分析をさらっとした。環境分析には、外部環境分析と内部環境分析がある。このあたり、別の言い方で説明して、第一章の終わりにしたい。
人生将棋−敵を知り己を知れば百戦危うからず
将棋に勝つためのコツ
本書を読んでいるあなたも、一度や二度は将棋をやったことがあるだろう。将棋にはコツがあって、実は3つのことを追求すれば勝てるといわれている。
それは、「活かす」「殺す」「捨てる」だ。順番に説明しよう。
第一のテーマ「活かす」とは、個々の駒が有効に、最大限に能力を発揮できるようにすること。将棋には定跡というものがある。最初は角道をあけ、次は飛車筋を通し、と個々の駒の働きを、また全体として最大限の働きをさせようとすると、序盤はだいたい決まった手順となる。
第二のテーマ「殺す」とは、相手の手を意味のない、無効なものにすることをいう。自分が一手させば、相手も一手さすのが、将棋だ。こちらが「やめてくれ」と言おうが、相手を威嚇しようが、相手は着実にわが玉を狙って駒をすすめてくる。こちらにできることは、相手の手を意味のないもの、無効にするような自分の一手を指すこと。すなわち、相手の手を「殺す」のだ。
第三のテーマ「捨てる」とは、使い方のことをいっている。将棋の下手な人ほど、角や飛車などの大駒を取ったら後生大事にしまっておくように、使い方が下手なものだ。反対に有段者は、見事なまでに「捨てる」ことができる。といってもただ捨てるだけではない。自分の持ち駒をすべて使っても、当初の目的を達成する。すなわち相手の玉を寄せるのだ。要は、絶好の使い方、すなわち捨て方ができるのが有段者なのだ。
人生とリスク管理
人生というのは、将棋のようなものだ。
対戦相手は、ほかの人間も含めた外的環境なのだ。あなたが無意味な手をさしている間にも、相手はどんどん有効な手を指してくる。あなたが戦っている相手は、決して優柔不断ではない。
あなたにできることは、人生の目的やビジョンを達成するために、自分の能力を最大限に活かすことだ。時間、カネ、モノ、自分の持っている資源、すなわち自分の使える駒は限られているのだから、一番重要なことが何かを識別し、大切な駒を最大限に活かさなければならない。
どこで、どう、お金や時間を使うか、そして自分の能力を高めるかで、勝負の行方は変わってくる。
私たちのまわりには、環境が指してくる「嫌な手」で満ちている。一定の確率で襲ってくる人生の嫌なイベント、すなわち地震、病気、交通事故、悪漢に襲われるなど、ある程度の確率で起こることが確実な「嫌な一手」。これをあらかじめ意味のないもの、無効にするような手を指しておくこと。そういう準備をすることがリスク管理である。私はどんなことにも、これを怠らない。
私は、マンションの最上階に住んでいる。下の階には、オーナー一家が住んでいる。阪神淡路大震災も経験した私は、次は関東で大地震があるかもしれないと思い、手抜き工事がなさそうな新築マンションを選んだ。
人任せにせず、自分で食べるものは自分で料理するのも、病気を防ぐには、日頃の食事が大事だからだ。
車を運転しないのは、交通事故の加害者になりたくないからだ。
中国武術をやっていたのも、長い人生、一度や二度は悪漢に襲われるかもしれないことを前提に、その際のテクニックを身につけたかったからだ。
すべては、自分を狙って着々と手を打ってくる環境の容赦のない攻撃を、未然に意味のないものにしておく一手なのである。
また、お金の使い方ひとつみても、人生の有段者と素人では、違うものだ。無駄な使い方ではなく、目的のために生きた使い方なら思い切って使えるのが人生の達人だ。
トレーディングや会社経営、さらには人生そのものが一局の将棋なのだ。相手が自分以外の群衆であれ、自然環境であれ、そしていかに複雑になったとしても、一対一で将棋を指しているのと同じ感覚で、相手がこう動けば、自分はこう動く。盤面をよく凝視して、迷ったら自分の玉が固い方を選んでおけば、いずれ敵は、自滅する。
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岡本治郎 |
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プロフィール |
President of Jiro's Corp.
有)ジャイロスコープ 社長
青山学院大学大学院法学研究科修了。修士(ビジネスロー)
慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科付属システムデザインマネジメント研究所 研究員(2011年より3年)
日本銀行・金融広報中央委員会の平成20年度通信講座『暮らしに身近な金融講座』の改訂を依頼される。
<資格など>
日本証券業協会 会員内部管理責任者資格。
実用英語技能検定準一級。
趣味は将棋、サイクリング。
Xのアカウント
日吉経済新聞主筆
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