活動内容
★☆☆ 特定非営利活動法人 訪問大学おおきなき ☆☆★
受け入れ可能な人数や回数は限られますが、特別支援学校などを卒業後、
障がいや病気のために通所施設等の毎日の利用が難しい方などのご自宅を
講師が訪問し、生涯学習の支援をします。
また、訪問大学の活動についての講演や、スイッチ等の製作講座もご依頼を
受け付けております。
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★☆☆ おもちゃと絵本の部屋 ☆☆★
障がいのあるお子さんもないお子さんも、一緒に遊んだり活動を共にしたり
できるスペースを、週1回程度、開いています。
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主に肢体不自由のお子さん向けのスイッチ作りや、玩具の改造のお手伝いも
しておりますのでご相談ください。
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★☆☆ 学びや生活についての相談 ☆☆★
障がいがあるために受け身の学びや生活になりがちな子どもたちが、
主体的に学んだり生活したりできるような工夫を、丁寧にかかわる中で、
一緒に考えていきたいと思います。
障がいのあるお子さんを育てている、お母さんやお父さんのご相談相手にも
なっていきたいと思います。
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おもちゃと絵本の部屋の開室日に、お気軽にお立ち寄りください♪
☞ メールでのご相談は
こちら
設立趣旨
阿部恭嗣さん(進行性筋ジストロフィー症患者1955~2008)と東北の仙台の地で出会い、その当時、障がい者と非障がい者が、共に歩んでいくことをめざして活動した仲間、そして、彼の著作(「七転び八起き寝たきり命の証し」2010)に心を動かした者を中心に、「おおきなき」の活動を考えてきました。
まだまだ、社会の中では、障がい者と非障がい者の間に溝があります。
その溝を埋めていくための、架け橋になっていきたいと思います。
東京都大田区の、小さなスペースを拠点として「共に学び、共に生きる」ことに結びつく活動を、ささやかですが、始めていきたいと思います。
阿部恭嗣さんは、長い病院生活ののち自立生活に挑戦し、1日24時間体制で、ボランティアの協力のもと、自らの生を、自らの力で全うしようとしました。
彼の生き方は、多くのボランティアや友人に影響を与えてきました。
寝たきりになっても前向きに生きてきた彼の姿とことばに支えられて生きてきた多くの仲間が、全国に散らばっています。彼とのふれあいから得たもの、彼から学んだものを育て、新しい種をまいています。
その一粒の種として、育っていきたいと考えています。
また、阿部恭嗣さんは、最後の2年半、クチマウスという彼にぴったり合った支援機器に出会い、一番自由に動く唇で操作し、自分の力で文章を綴り、社会に向けて発信することができました。(やすぐす君の心象風景アラカルト)
障がいを持ったお子さん一人ひとりに自らの思いを伝えようという気持ちを育てそのための最適な手段や道具を見つけていくサポートをするのも、私たちの役割の一つだと思っています。
出発時は「小さな芽」ですが、知恵と力を合わせて、あせらずゆっくり成長していきたいと思います。
代表 相澤純一
クチマウスで文章を入力中の阿部恭嗣さん
右手にはナースコール
口にくわえた棒を巧みに使い、ボランティアさんへの電話もご自分でかけていました