基本的にマリーンの目というのは
元々エクセの彩色金型とだったため同じです。
（※詳細は資料館ページ)
ここでは下まつげ無しをマリーン、
有りをエクセと仮分類させていただきます。

これをご覧いただくとお分かりかと思いますが、
初期のジェニーの瞳なら前ページの描きかえ法で
けっこうかわいいマリーン＆エクセに
なりやすいのです。
が、最近の目でその方法で描くと、
結構とんでもない瞳になってしまいます。

何故そうなってしまうのか？
ここでマリーンと最近のジェニーの目を
並列してみると、
１図のように形が違うのが良く判ります。
さらに２図のように重ねて見ると、
まつげの角度も違うことがさらに判ります。

さらにまつげのアップをみてみましょう。
たしかにこれだけ違えば、
単純に色の塗り替えだけではジェニーを
マリーンやエクセに描きかえることは
出来ないことが判ります。

左がジェニーの目をそのまま
塗り替えだけでの描きかえで
作ってみたエクセです。
右の本物のエクセとは、こうしてみると
その違いが判ります。

このあたりもジェニーを描きかえて作った
マリーンですが、まつげの１番上と
２番目３番目と同じ方向に同じ長さで
描かれているので、またちがう雰囲気に
なっています。

まつげの角度や長さが違うだけでも、
「マリーン」になるか
「かわいいジェニー」に
なるかが決まってくるのです。

これは元のまつげを全部消して
市販のマリーンを参考に描きおこした物です。
元はカレンダーＪのアネモネでした。

このあたりの描きかえになると
、 かなりマリーンの雰囲気に
近づいてきたように思えます。
まつげの再現はまだまだですが・・・。

これは共に元はキャッスル
お人形教室のジェニーたちです。
くるくるパーマのジェニーちゃんが
見つかったので、ＭＹビクトリクアン
エクセが作れないものかと思い、
製作に至りました。

まつげも全消しから描きおこし、
まつげの長さや配置などの分量を
考えながら描いていきました。

このあたりまで来ると、
実際のエクセ、マリーンにかなり
近づいてきたと思うのですが、
いかがでしょうか？

こちらは元々キャッスルエクセ
だったものを自分のお好みに
塗り替えてみたシリーズです。

右はまつげを塗り変えて
グレーからクリーム茶色に
してみました。下まつげも
長かった物を短めにし、
目の星もよりーんにしてみました。

左はチョコカントリーの娘のＵＰ。
こちらもグレーまつげだったものを
まつげと瞳の色、唇の色も
塗り替え、下まつげも
長かった物を短めにしてあります。