湾岸ドライブ

Updated 2004/02/22


ミニくんを購入して,もうそろそろ半年になる.
にもかかわらず,走行距離,わずかに1,200キロ程度.


これはいかんっっ!!!


週末は仕事か,でなければ, 家で意識を失っている生活を繰り返していたうえに, 風邪でダウンなどといったアクシデントが重なったとはいえ, これでは,ミニくんが不憫だ.

というわけで,ドライブに出かけることにした.
助手席に空気しか乗っていないのが寂しい限りではあるが, それはそれとして,ルートを次のように定めた.

浮島IC(アクアライン)→海ほたるPA→袖ヶ浦IC→国道16号→国道14号→国道357号(湾岸道路)→お台場まで来たらあとは適当.

とりあえず,浮島ICに向かうべく,南武沿線道路から府中街道,大師通と東進する.
首都高K6の殿町ランプを過ぎると……,


ひたすら直線!!


……まずい.眠ってしまいそうだ.
幸い,眠ることなく,浮島ICに辿りついた. 東京湾アクアラインに進入する.


またしても,ひたすら直線!!


こんな単調な道路を淡々と続けるあたり, 事故を増やしたいのではなかろうかとも思ってしまう (しかし,レインボーブリッジ周辺の道路の設計はどうなっているのだ. 浜崎橋JCTのムチャクチャさはモータージャーナリストの勝真太郎がその著書で指摘している通りだが,レインボー入口交差点でも同じようなことになっている.道路設計したヤツはクルマを運転しないヤツなんじゃなかろうか?).

……とはいえ,トンネルでカーブが続くほうがよほど危険ともいえる. 単調なのもやむをえないだろう.
しかし,この通行量の少なさはどうだ. さすがは通行料3,000円だけのことはある.

海ほたるPAでは, Blacky Miniさんのページの日記にある正体不明のオブジェを目の当たりにすることができた.これだけで海ほたるPAに来た甲斐があったような気がする.

海ほたるPAを後にすると,強風だった.
速度40キロ規制はダテじゃない.
車体が横に流される.
ステアリングをちゃんと保たないと, 意味なく車線変更してしまうところだ.

アクアライン連絡道の袖ヶ浦ICで下りて,国道16号を北上する. 千葉を過ぎて,国道14号に入ったあたりから,渋滞しはじめた. どうしたものかと思っていたら, 左折すると千葉マリンスタジアム,幕張メッセに至ることを示す案内標識が見えた. 迷うことなく左折する.

それから海浜大通を経て,湾岸道路に出て,東京方面を目指す.
台場に至り,第二航路海底トンネルから臨海トンネルを抜けたあたりで, またやってしまった.


道が分からん!!


千葉のあたりはクルマで行ったことがなかったので, あらかじめ地図で丹念に道を調べていたのだが, このへんは「なんとなかるだろ」てな感じでろくすっぽ調べていないのである.
とりあえず,第一京浜まで出ればなんとかなるのだが, いまいちどう行けばいいか確信が持てない.

勘で走らせていたら,第一京浜の案内標識が出てきた. ほっとひと安心.と,ハンドルを左に切った.


なんじゃ!? この商店街は!?


どうやら,間違ってひとつ手前の角を曲がってしまったらしい.
前方に信号が見える.これを右折すれば,第一京浜に出られるだろう.

予想は当たり,第一京浜に出ることができた.
そのまま第一京浜を南下する.
多摩川を渡ったら,府中街道を右折だ,

……と思っていたのに,陸橋をそのまま渡ってしまった.
陸橋になっているなんて聞いてないぜベイビー ……なんて言ったところではじまらない. 気づかなかった自分がアホなんである.

しかたないので,そのまま直進し,県道140号線を右折. JRのガードをくぐり,第二京浜を左折.

さあ,後は知ってる道だ. 鼻歌まじりで家に帰りつくぜ.


小田原○○Km.


ん? なんだこの案内標識?
ワタクシはいま第二京浜を五反田方面に向かっているはず……え?


道間違えてる!!


さっきのところは右折しなければならなかったのである.

あとは,めちゃくちゃである.
案内標識だけを頼りに右往左往し, それでもなんとか家に帰りついた.
下調べはルートの最初から最後まできっちりやるべきなんである.

走行距離約130キロ,走行時間約5時間.

ミニくんから降りたら,足がぷるぷる震えていた. 身体を鍛えることもさることながら, 休憩は適度に挟まないといけないんである.


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