★★★『ぷるぷるパニック!!妖精大混乱』(1990年度作品) ★★★ [16mmFILM/37min]【解説】 兵庫県伊丹市が市制施行50周年を記念して16mm映画を3本製作する事を決め、 シナリオ公募選考で今井がその一本の監督を受け持つ事になった。 主演の明日美にはTV『新・部長刑事』(朝日放送)などでレギュラー出演していた 少女女優・呉メイリン嬢が前作『メイリン・アドベンチャー』につづいて登板。 自主制作映画の傑作『秘芸・水戸黄門』の竹下心也氏が父親役で登場し、 今井の目指す所のひとつである「家族で楽しめる映画」に挑戦した作品でもある。 低予算で特撮実写に挑戦したため映像的には今見返すと不十分な点も多いのだが、 『人形+人間』映像の第2弾として、 また、今までの作品の集大成として取り組んだ1作。 作品は『第2回ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭』に特別招待作品として招かれ、世界の場で上映された。
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【ストーリー】 明日美は、喫茶店を経営する父・雄介と伊丹に暮らす、明るく活発な12歳の女の子。 美人ウェイトレスの奈穂子や自称・天才発明家の大学生・大作らに囲まれ、楽しい日々を送っていた。 ある日、関西各地で起きていた『花吹雪事件』という怪奇現象が明日美の家のそばでも起きる。 元・防衛隊のエースであった雄介は現役当時の血が騒ぎ、その事件の捜査を開始。 そんな時、明日美は事件のカギを握る少年妖精・フェリリンと出会います。 事件の真相を彼に問う明日美。しかし、フェリリンは逃げ、彼を捕まえようとした奈穂子は 人形にされてしまうのだった。 花吹雪事件をやめさせ、奈穂子を元に戻すべく、明日美、大作、雄介の3人はフェリリンの行方を追う。 特に、奈穂子に惚れている大作は、なんとしても彼女を助けたい一心で走り回るのだが、 フェリリンの行方はつかめず、さらに新たなる事件が発生するのであった---. |
伊丹市街戦が始まった! |
ぷるぷる3人むしゅめ |
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主人公・明日美 |